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毎朝の「広告管理画面チェック」に疲れていませんか?
Web広告を運用している方なら、こんな経験はありませんか?
- 毎朝起きてすぐにスマホでCPAを確認して一喜一憂する。
- 数値が悪化しているのはわかるが、「なぜ悪化したのか」を調べるのに時間がかかる。
- 「たまたま悪いだけ」なのか「クリエイティブが飽きられた」のか、判断に迷う。
私自身、複数のアカウントを見る中で、この「集計と分析の工数」が大きな課題でした。
そこで今回、エンジニアとしての技術を活かし、「昨日の広告データを自動で取得し、AI(Gemini)が勝手に分析して、チャット(Discord)に日報を届けてくれるシステム」を構築しました。
「数値の通知」だけでなく、「プロのコンサルタントのような改善提案」まで自動化できたので、その仕組みと実際の分析結果を公開します。
構築した自動化システムの全体像

今回実装したフローは以下の通りです。
- データ取得 (Python/GAS): Meta広告のAPIを叩き、昨日の実績データをGoogleスプレッドシートに自動記録。
- AI分析 (Gemini API): スプレッドシートのデータをAIに渡し、「昨日 vs 過去7日間の平均」を比較分析。
- 通知 (Discord): 分析結果とネクストアクションをDiscordに自動投稿。
これにより、私は管理画面にログインすることなく、朝のコーヒーを飲みながらチャットを確認するだけで状況把握が完了します。
【実公開】データ、プロンプト、そしてAIの回答
では、実際にどのようなデータを使って、AIがどのような分析をしているのか、裏側をすべてお見せします。
1. 自動取得されたデータ(Googleスプレッドシート)
毎日深夜に、プログラムが以下のような形式でデータをスプレッドシートに追記していきます。
| Date | Campaign | Spend | Imp. | Clicks | CV | CPA | CTR |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024/01/24 | 新規獲得_春CP | ¥12,500 | 8,500 | 180 | 5 | ¥2,500 | 2.12% |
| … | … | … | … | … | … | … | … |
| 2024/01/31 | 新規獲得_春CP | ¥14,500 | 9,800 | 200 | 4 | ¥3,625 | 2.04% |
システムは、このデータの「最新の行(昨日)」と「それ以前の7日間の平均値」を計算し、AIに渡します。
2. 分析プロンプト(AIへの命令書)
ここがノウハウの肝です。
単に数字を渡すだけでなく、Geminiに「優秀な広告運用コンサルタント」として振る舞うように指示を出しています。
あなたは、月間予算1,000万円以上を運用するプロのWeb広告コンサルタントです。
以下のデータは、あるInstagram広告キャンペーンの直近の運用実績です。
【データ】
- 対象キャンペーン: 新規獲得_春CP
- 昨日の実績: {yesterday_data}
- 過去7日間の平均実績: {average_data}
【依頼内容】
昨日のパフォーマンスを過去7日間の平均と比較し、日報を作成してください。
以下の構成で、Discordに通知しやすい簡潔な形式で出力してください。
1. **【サマリ】**: 昨日のCPAとCV数、対平均の増減(絵文字を使ってわかりやすく)。
2. **【要因分析】**: なぜ良かったのか、あるいは悪かったのか?
(CPM、CTR、CVRの観点から考察)。
3. **【ネクストアクション】**: 運用担当者が今日やるべきこと(予算調整、クリエイティブ差し替え、様子見など)を1つ提案。
※口調は「丁寧かつ論理的」に。
悪い変化がある場合は警告アイコン(⚠️)を使ってください。
3. 実際の出力結果(Discord通知)
そして、毎朝私のDiscordに届くのが以下のレポートです。
🤖 Gemini Ad Analyst
📊 1/31(水) Instagram広告日報
【サマリ】
* CPA: ¥3,625 (⚠️ 平均より +45% 高騰)
* CV数: 4件 (📉 平均より減少)
* 消化金額: ¥14,500
【要因分析】
昨日はCPAが大幅に悪化しました。
データを分析すると、CTR(クリック率)は2.04%と平均並みを維持していますが、CVR(コンバージョン率)が通常より低下しています。
インプレッション単価(CPM)に大きな変動はないため、クリエイティブの問題というよりは、LP(ランディングページ)やオファーへのユーザーの反応が鈍っている可能性があります。
【ネクストアクション】
🛑 設定確認と静観
クリエイティブのCTRは安定しているため、急いで広告を止める必要はありません。
まずはLPが正常に表示されているか、在庫切れなどのエラーがないかを確認してください。
今日一日様子を見て、CPA高騰が続くようなら入札単価の抑制を検討しましょう。
いかがでしょうか?
単なる数値の羅列ではなく、「CTRは維持しているから、バナー画像は悪くない(LPが怪しい)」という推論まで行ってくれています。
これが自動で届くため、私はLPのエラーチェックだけを行えば良く、無駄な調査時間がゼロになりました。
この仕組みを導入するメリット
この自動化システムを導入してから、広告運用の質が明らかに変わりました。
- 時間の節約: 集計作業がなくなり、本来やるべき「戦略」や「クリエイティブ制作」に時間を使えるようになりました。
- 判断の高速化: 「どこを見るべきか」をAIが教えてくれるので、改善のアクションが早くなりました。
- 属人性の排除: 担当者の勘に頼らず、一定の基準で良し悪しを判断できるようになりました。
広告分析の自動化、お手伝いします
今回ご紹介したシステムは、個人のアカウントだけでなく、代理店様や、複数の店舗を展開されている事業者様のアカウントにも応用可能です。
「自社の広告運用にもこの仕組みを入れたい」
「毎日のレポート作成業務を自動化したい」
という方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
現状の運用体制をヒアリングさせていただき、最適な自動化プラン(データの取得からAI分析の設計まで)をご提案いたします。
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導入のご相談や、技術的なご質問はInstagramのDM、または下記よりお待ちしております。